2020年実質の第4戦にして、最終戦!
結果は準優勝でした!クラス移籍後、最上位ゲット\(^-^)/
そんなレースウィークのレポート。
=====================
金、土、日と、マーブルや砂などのゴミが出てみたり、濡れてみたりと、走る度に変化する路面コンディションにかなり惑わされた。。
事前の天気予報では、雨が降るのか曇りなのか、晴れるのかよくわからないという、ある意味イオックスらしい(笑)状況。
イオックスは初めて来た2016年、ドライに賭けてタイヤを選択した結果、雨が降って失敗した苦い思~い出のある会場。(あの時ソフトタイヤを選択していればと…未だに悔しい笑)
PNクラスになってからタイヤのコンパウンドに選択肢が無いのでそのリスクはないのだが、天気に惑わされる感じは相変わらずである。。
金曜日。
結局雨は無し。だが、路面は砂やゴミが多く滑る。
タイヤが少し減っていたのでタイムは特筆して速くは無いがバランスはまずまず。クルマと路面との相性は悪くはないようだ。だが、日によって路面コンディションが変わるため、金曜日のデータではまったく安心はできない。
土曜日。
第1ヒートはドライ。午後は雨予報。決勝はこの時ドライ予報だったので、この午前の1本が重要になる。が、ドリフト走行はするわターンでミスはするわで満足できない走りになってしまった。やはり金曜と路面コンディションが少し変わっていることもあると思われる。しかしミスったところを差し引くとそこまで悪いタイムではない。
第2ヒートは予報通りの雨。ウェットでも喰うことが有名なイオックスだが、今回もグリップは高い。ドライセットから大きく変えなくとも意外と走れてしまう。
結果、ウェット選手権は2位を獲得。翌日に期待が持たれる結果となったが、ここで1つ懸念点が。日曜日の予報はドライなのだが、このイオックス、雨上がりのドライは砂が浮き異様に滑ることでも有名だ。ウェットの時の方が乾きたてよりタイムが出てしまうこともしばしば。ましてや、PN1クラスはゼッケンが早いので、雨が上がってからほとんど誰も走っていない路面を走らなければならない。
…となると路面が改善する2本目の方がタイムが上がる?しかしながら天気が読めないイオックス。2本目直前にウェットに逆戻り⇒中途半端に乾いて1本目より滑る なんて可能性も0とは言い切れない。
とにかく1本目も2本目もまとめること。これが今回のサバイバルを生き残るための戦略となった。
迎えた決勝第1ヒート。
ここ3戦全て1本目はまともなタイムが残っていないので、確実にタイムを残しておきたい。
前走の様子を見ると、砂が浮きまくりというほどではなさそうということが確認できた。
スタート。 …と共に悲鳴が上がったらしい笑
何が起きたのかというと、スタート位置を決めるパイロン2本に対して斜めに止めていたところ、そこから真っすぐ進めば問題無かったのだが、わずかにホイールスピンが大きくなりリアが少し左にズレながらスタートしてしまった。これにより左側のパイロンに触ってしまったのだ。 悲鳴の原因はコレ。
しかしボク、イオックスだけはこのパイロンがペナルティ対象ではないことを知っていた。
なぜなら、2016年もスタート時に同じところを触っているから笑
コース図にもキチンとペナルティ対象外のパイロンとして記載されている。今回ももちろんペナルティは取られなかった。
と、ここまで長くなってしまった。とにかくスタート自体は問題は無かったのだが、続く右コーナー進入をスリップを恐れ慎重に入り過ぎたせいで進入側のラインが思ったより小さくなってしまい、出口でわずかに外にはらんでしまった。出口のアウト側には実はかなり砂が浮いていて、ドアンダー。。
続く左360度ターンでサイドが不発。クラッチ蹴りでごまかしながらのターンとなってしまった。
と、ここまでメタメタな走りになってしまったが、PTは無く、前述の天気の読めないこともあるので、最後まで走り切ることに。
以降はそれなりにまとまった走りでゴール時点でベスト更新。その後もなかなかタイムが更新されない状況が続く。最後、箕輪選手に約1秒タイムを更新されて、「だよね」という感じであったが、まさかの2位での折り返しとなった。それだけコンディションが難しかったということかと思う。
その後路面はPN3クラスくらいから砂が完全に掃けた様子。
第2ヒート
結局雨がパラつくこともなく、ドライ継続のまま2本目を迎えた。前走者の様子だと中間でコンマ7とか1秒あげている人もいて、やはりPN1は完全仕切り直しの様相。
実質1本勝負となるので、気合を入れ直す。
スタート。
今回はスタートパイロンは触りませんでしたよ?笑
先ほど失敗した右コーナーはラインを意識して進入スピードを調整。ラインは良かったのだが、出口で立ち上がろうとした矢先、いきなりリアがブレイク!ほぼドリフト走行をしてしまう…!あちゃーと思いつつ、めげずにアタック続行。
逆にこれで迷いが吹っ切れて思い切り攻められたかもしれない。
午前失敗した連続ターンはほぼ完璧。その後の外周はやっぱりリアが出るが素早いカウンターで走行ラインを維持。でもアクセルは踏む!
中間手前の右の折り返しは思いの他止まらずやや突っ込みすぎてアンダー。。でも立ち上がりは踏む!笑
中間計測後の右コーナー。ここは特にアンジュレーションが強く、タイヤは温まってもコーナー中は常に細かな修正舵が当たっている状況。でもコントロールできていると楽しい(笑)
続く左の2本巻き。サイドを引く人もいたけどボクはグリップで行きました。
パイロンの耳を踏みそうになったが、実はイオックスのパイロンは耳が小さいので避けられた。ラッキー。(危なかった。。。)
その後の右コーナーはギアが合わず2速で我慢のコーナーリング。車速重視で少し大きめに立ち上がり、最後のターンの角度を少し浅くするように外から進入。
最終ターンは綺麗に決まりました。
ゴールタイムは???
森嶋選手にコンマ2届かず2番手ー!
…そのまま後続に抜かれない形となり、2位が確定。
やはりスタート直後のドリフトが悔やまれる。(そこだけで少なくともコンマ3~5くらい捨てました。)
とはいえ、クラス移籍後、なんとか表彰台に立つという目標を達成!
FR転向1年目・参戦4戦目でこの結果は上々といえるのではないかと。でもコンマ2秒差の2位は悔しい!!
=====================
結果、シリーズも5位に入賞することができました。
今年は4レースと短いシーズンになってしまい、またコロナの影響もあり孤独な遠征となること多かったのですが、本当に色々な方々が手を差し伸べてくださいました。
支えてくださった全ての皆さまに感謝します。
ありがとうございました!