やっぱ体重は正義だなと自己暗示する豊満ボディーのMDiエンドウです!
今回はブリジストン社のRE07Dと言うタイヤでレースをしました。
ATR社のタイヤを使わなかった事は予算の都合です。
貧乏なのでごめんなさい。
205-55-16サイズを4本にホイールまで用意だとちょっとキツ過ぎでした。
ホイールとタイヤを新品で10万円コース、ごめんなさい。
レースで使うので人に借りるとかも出来ませんし。
自前で用意する関係で中古となりました。
しかし!
プロがFSWで一度だけ使った86/BRZレース専用ラジアルタイヤ。
カタログにはなんと「1種類しかサイズのないタイヤ」です。
おそらく用途は「超予選用」かなと。
空気圧は某有名人さんにそれとなく聞いて、ドライと雨との最適解を入手。
使った事も使っている人も周りにいないから助かりました。
「某有名人さん、本当にありがとう!超感謝!!!」
こういう情報は表に出ませんから、コッソリ裏から聞けるってのは大きい話し。
ごめんね、だから「某有名人さん」ってしておきます。
この昔のスペコンと思われるような凄いタイヤ、予選は判ってます。
「冷間からの一発、以上終了」
おそらくコレなので、最初から最適解に合わせてスタートの予選。
今回のレンタルリーフ君はブリッツ社の足回り、ビートでも使っているZZを投入したようですが、バネはシングル仕様で、キットにプライマリーで付いているバネレートをブッチギリした過激仕様。
事前のセットアップで車体の動きは良くなっているようなので、タイヤとのマッチングを探る。
予選コースイン直後にウェービングしていたのは、タイヤを暖める目的ではなく、車体の動きを知るための揺さぶり。
だって、この予選走行一発が初乗車ですからw
事前走行とか資金難で出来ないので、勝負するには可及的速やかにスラローム。
そこからの反応でおおよそ判るんです。
亡くなった友人が最後にくれたアドバイス、私に教えてくれた事で気が付いて、それが車両の全てだと気が付いた部分。
それが把握できて、タイヤと路面の関係をダンパーで整合すれば、かなり良い感触で走れる。
この部分の整合のお手本は
「ポルシェ911-991型GT3」
からのフィードバック。
車人生で、この車を試乗できた事は私にとって衝撃的な事でした。
あと2台、凄いの知ってますが、それはそちらの車両に近い状態の時に最短でセットアップを決めるための引き出し。
今回はポルシェをリーフにフィードバック。
過激なはずのバネレート(内容は内緒)が、RE07Dの超絶グリップでバランスが少し違う。
この辺りは速度出してそれなりにアタックしないと判らないのですが、プリセットとタイヤと違うので少し動きがチグハグ。
セッティングはタイヤ決めて、走る場所の路面に合わせて、タイヤと路面の関係を整合させるのに減衰力を使います。
よく知りませんし独学ですが、私は減衰調整をそう使ってます。
ロールを抑えるとかバネが運動する時間を調整するとか、働きはそうなのですが、結論はタイヤと路面の整合。
どんだけ凄いが想像を絶するRE07D!
07Dの凄さを車内からインプレ!!
(この映像は、事前に知らされていなかったダミーグリットからフォーメーションラップに入る際に、ドライバー全員が固まる凄いギャグ映像です。)
07Dは本番タイヤなのでグリップ有っただけ勝利!
耐久性なんかゴールまで持てば良し。
そしてRE07Dは「JAF公認のラジアルタイヤ」なのでレギュレーションもクリア!
最強だぜ!
もちろん諸刃の剣で、冷間で最強グリップなので、周回重ねるとヤバイ事に。
熱で見る見る削れたり、タイヤカスが凄い事になります。
でもね、
「最強グリップ!」
「タイム削るには必須アイテム」
「決勝の6周持てばOK!」
だから今回投入しました!
勝利条件を整えるために。
同列の車両には圧倒的なアドバンテージを取る。
そしてその通り、期待値に応える感触ににんまり!
しかし予選ラップタイムは・・・・
「17秒じゃ遅い」
・・・・・・・さーせん、返す言葉もありませんww
だからフルアタックで引っ掛かったのと、2周目はバッテリーで失敗。
踏み台にと減衰力の調整を貸し出し元のメカニックさんに打診して、調整の許可と調整幅と調整そのものをお願いしました。
調整の加減は経験値。
途中電欠しない程度に再度走って感触確認してから決勝に臨みました。
決勝はスタート成功、2周目に15秒615、その後は16秒台を2周重ねて、タイヤがデブリ拾ったり、自分が生成したタイヤカスがリアのモールに当たってタイヤが壊れたかと思うような音が出てビビッたりして、最後2周はゴールするためにペースを少し抑制しました。
バッテリーの残量も予定外のフォーメーションラップと自分の体重で圧迫し、制御っぽいのを感じて・・・・けどその時すでに前の車両は遙か彼方に居たし、後続も遙か後ろの一人旅状態だったのでここまでにしました。
戦略的にゴールするために、マシンを労るためにペースを落とす。
こういった駆け引きと計算がジムカーナには無かった新しい楽しいと感じる要素。
ドライバーの判断が逐次要求されるわけで。
最終コーナーをワザと大回りしたりしてタイヤへ掛かる負担を減らす。
これは以前タイヤバーストで得た経験と感触。
そしてレースにタイヤ荷重表記を重要視するようになった経験も活きてます。
やっぱレースに使うには専用のタイヤじゃないと壊れる危険がある。
可能な限り活きの良いタイヤ!
それらを準備する。
資金ww
無いなら無いなりに頑張る・・・・と。
そんな訳で、総合的に鑑みて、今回は中古のRE07Dを選びました。
もし今回以上の周回ならATR-Sport2の新品を選んでいたと思います。
それ以上は・・・・おそらく参加しないww
タイヤとホイールのサイズが今回使い終わると自家の車両で使えないので、売る等の処分するしかない・・・のにタイヤとホイールを新品買うか?って話しでした。
これがレギュレーションを揃える大変さの話し。
車両側も純正に近いとかすると体重がモロだし。
改造無制限でも交換部品の関係でやはり際限がない。
「自動車は道楽」
なんて言われますが、資金があっても腕がなければ死に直結、同じ仲間を死に追いやる事もあるし、地道に行くには借金しない範囲でコソコソ行くのがコツかなと。
だから無理な参戦計画には乗らないし、お断りします。
でも行ける時は乗っかるし、速攻決める。
キャンセルになったマツ耐もきつめながら許容範囲だったので・・・流れたのは残念なチャンスでした。(でも出られないって事は縁がないからスッパリ諦める)
ともあれ、タイヤ決定は車両セッティングの基本と思います。
そしてセットアップのゴールを知るのも必要な事。
それを理解できる体勢を自分で持っておく。
この上で結果が付いてくれば言う事無しなんですけどね。
表彰台のてっぺんは遠いですが、まだまだ無理しないで頑張っていきますので見かけたら声掛けて下さいね、元気出ますので!
会場まで来てくれたらテンションフルMAX!!
今後もよろしくお願いします!