交流TIG溶接4日目、アルミ水平隅肉溶接

今日のお題はアルミ3ミリ厚、水平隅肉溶接。棒は3.2ミリ、電流100A



アルミの隅肉溶接はめちゃくちゃ難しいです。
隅肉溶接はどの母材でも言える事なんですが、下側の板と立ててる側の板では熱の逃げ方が違うんです。

ざっくり言うと下側の板は4方に熱が広がりますが、立ててる側は2方にしか逃げられません。
同じように熱を入れても立ててる側だけ溶けてしまい融合させる事は出来ないんですね。
なので、下側に多く熱を入れないとならなくて、スタート時のアルミが溶け始めるまでが凄く長い❗️
待ちきれなくて棒を入れに入るとお決まりのダマになり、母材はまだ溶けてないから融合せず、乗っかってるだけになります。

ボテボテのビードになりました😭
途中から溶けるスピードが早くなるので送りも3倍速くらいまで上げて、ゴールも最後までやっちゃったら、溶けてしまいました😭



熱が入り過ぎてます。ビードがのっぺりしちゃってます。



裏がでちゃってます。



全体的に溶け過ぎ気味です。
溶けるスピードについていけてないんだな〜



アルミ溶接のプロの動画を見るとガスバーナーで全体を予熱してからすごい速さでテキパキと溶接してました。
かっこよかです😍